【開発部】 「天空率を駆使した新築物件!完成間近です!」
皆様、こんばんは!3月9日も17:00をまわり、あたりはすっかりと暗くなってまいりました。
日中は徐々に暖かくなってきていて過ごしやすくなりましたが、陽が落ちるとまだまだ寒さが厳しいのでコートが手放せない今日この頃ですが、あと数週間もすれば
桜咲き乱れる「春」がやって来ます!うがいや手洗いなど風邪対策をし、万全の体調でうららかな春を迎えましょう!
さて、本日は弊社でお任せいただいております新築物件の室内チェックに行ってまいりました。
本物件は、人気駅の徒歩圏内で広めの間取りという事もあり、15日の引き渡しを前におかげさまで満室となりました。
木造3階建て、6世帯の1K!!
ちょっと建築基準法にお詳しい人なら「え?」というロケーションに「え?」という高さで建っています。
そうです。本来なら3階建てが斜線規制の関係で建たない立地に建っているのです。
では、何故、建っているのでしょう?
それは、平成15年1月1日に建築基準法に追加された「天空率」による高さ制限の緩和という制度を使っているからです。
天空率とは「魚眼レンズで空を同心円状に見上げ、建物を立体的に映した範囲を除いて、他にどれだけ空が見える割合が残るかを示したもの」です。
文章を見るだけでもなんかややこしい、難しいイメージですよね!
実際に計算し建築計画を申請するには、それなりの経験や知識を持つ設計士の方でないとなかなか難しく、実例もまだまだ少ないのが現状です!
しかし、「2階建てしか建たない」もしくは「不恰好に上部が削られる」ことが無くなれば、特に戸数が増えるのであればその土地の利用価値は飛躍的にUPします。
一戸建てしか建たないと思っていた土地が収益性を持った事業用地に早変わりしたりします。
今回の新築物件もまさに、天空率のおかげで2世帯も居室が増えた実例です。
オートロックや浴室乾燥、システムキッチン、お洒落なスポットライトなどオーナー様のこだわりのポイントも見事にハマって長期賃貸経営が可能な仕様となっています。
知っている知っていないで、賃貸経営に雲泥の差が出てきたりします。
これからも建築知識や税金、法令法規など有利な情報を常に収集、勉強し、オーナー様(事業主様)にとって一番ベストな賃貸経営プランをご提案できますようスタッフ一同精進してまいります。
本日も最後までお読みいただきまして本当にありがとうございます。
株式会社レント管理サービス 開発部
宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士
ファイナンシャル・プランナー(AFP)
甲斐 勝利