【第2管理部】 網入りガラス
第2管理部の松本です。
すっかり寒くなり 今シーズン早くも この電話が入りました。
「気づいたら ガラスにヒビが入ってました!」
窓が上の写真↑のタイプを見たことがありますでしょうか?
このガラスは 準防火地域や 防火地域と言われる地域内の建物に
よく使われています。
このガラスの特徴は ガラスが割れた際に 破片を飛び散らせないという性能が あります。
高熱でガラスが割れたとしても 通常のガラスに比べて 割れたガラスの飛び散りが少なく 更に 燃え広がることも防ぎます。
火災などの熱で割れた際に 全体が1時間脱落しない事が ガラスの性能条件となっているくらいです。
この有難い窓ガラスが 気づくとひびが入っている この現象。
「熱割れ現象」と言います。↑↑
夏ではなく 冬に起こる現象です。
木などで影になる部分と 陽のあたっている部分の温度差で
網の鉄が熱せられ 膨張した結果起こります。
このガラスは 温度差が弱点 となります!
この現象を なるべく防ぐために
ご入居者の皆様には 是非 ご協力頂きたいことが いくつかあります。
①窓際にベッドや棚などを 密着させないでください。
②カーテンやブラインドを窓ガラスに密着させずに 適度に離す。(理想は50センチ!)
③暖房器具(電気ヒーター等)の風は ガラスに直接当たらないようにしてください。
(ガラス方向へ向けない方が良いようです)
②の50センチはあくまでも理想です。
カーテンレールが窓から50センチも離れているお部屋はあるのか・・・
カーテンを閉めないのが理想みたいだが そういうわけにはいかない・・・
この他 エアコンの室外機の風が 直接当たるのも 熱割れの原因のようです。
ヒビ割れの際には 退去時の申告ではなく ひび割れた時に お知らせ願います。
第2管理部
松本弘